景観と住宅の外壁色

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
さて今回は、景観を大事にするという視点から書いてみたいと思います。

ご自宅の外壁の色を選ぶ時には、ご自宅の周りの景観を意識されることをお勧めいたします。

高度経済成長期くらいからでしょうか、全国どこへ行っても、地域全体の調和・美観・伝統を軽視した住宅やビルなどの建築物・構造物が次々に建てられ、街並みや自然景観から調和や地域ごとの特色が失われていきました。
特に、バブル期は顕著のように思います。

2004年に、景観法が施行されました。
現在は景観法に基づいた、美しい景色の保護や伝統・風格・秩序だった街並みの推進により、住宅街にケバケバしい看板等が、あまり見受けられなくなりました。


上の写真は、北欧の街並みです。
見事に色調などが揃い、明るいトーンで統一されています。

ブリック調やイエロー・オレンジ系もありますが、統一感があります。
ホワイトも、明るめのホワイトです。
北欧、ヨーロッパでは、景観に関する法律が早くから出来ているようです。
色に関しても、街並みとしての統一感が要求されます。

下の写真は、ヨーロッパの郊外の住宅です。


森と池に囲まれた中でブリック調が溶け込みながら、確かな主張を感じます。

「悪目立ち」と言う言葉がありますが、色彩デザインは景観の中でどのように、溶け込みながら主張するか。
難しい課題があります。

また日本の住宅地の場合、お隣との距離も近く、お隣のお住まい及び庭の緑を考慮し、色彩設計が必要です。

多分に個人的な見解ですが、周りとのバランスと施主様のライフスタイルを考慮した「住まいのパーソナルカラーの選定」という視点で考えることが肝要かと思います。


私たちは、色のプロとしてお客様のご要望にお応えしながら、景観にマッチした色彩設計を心がけたいと思います。

相談役・菅井(ペイントコーディネーター)

この記事を書いた人

菅井さん

菅井 清浩

株式会社オイカワ美装工業 相談役。環境事業部部長として、「ecoto(エコト)」ブランドをプロデュースしています。地元でも話題の肌にやさしい除菌水「ホットスプリングパワー」の販売にも尽力し、通販サイト(BASE)の運営管理も担当。

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