新商品情報・木守り専科「杉の赤身けし」

杉材

「杉」をもっと生かす塗料のご紹介です。

木守り専科「杉の赤身けし」

近年、ウッドショックの影響もあり、国産杉材の需要が高まっております。

その様な中で、杉の赤身材(心材)を、無垢の白太材(辺材)のように見せる塗料が発売されました。

それが、(株)シオン製木守り専科シリーズ「杉の赤身けし」です。

杉材の赤身材と白太材との違いですが、

赤身材心材と言われ、その名の通り丸太の中心部にあたり、赤もしくは黒っぽい色の杉材で、硬く水分が少ないことが特徴です。

そのため水やカビに強いので、外壁や水廻りに使用されております。

杉材
また白太材辺材と言われ、色は白く、仕上げ材として使用されます。

年輪が緻密で節が少なく、調湿機能に優れるため、室内の床や壁に採用されております。

なお赤身と白太が混在している杉材は、源平材と呼ばれます。

さて、昨今では無垢材の需要の高まりから、杉の赤身が敬遠されることがあります。(赤身の味わいも、もちろん素敵ですが)

(株)シオン製木守り専科シリーズ「杉の赤身けし」はこの様なニーズに応えるための、赤身材を白太材のように見せる画期的な商品です。

通常赤身は部材が硬いため、ステインなどの着色剤がなかなか塗りづらい面がありましたが、本商品は一回塗りで綺麗に仕上がります。

仕上げ材としての見た目(美観)耐候性(雨・紫外線)の向上も、期待できます。

木守り専科 杉の赤身けし
(株)シオン カタログより

他の木材にも使用できます。

杉材をより良く生かすための塗料を、是非お試し下さい。

この記事を書いた人

菅井さん

菅井 清浩

株式会社オイカワ美装工業 相談役。環境事業部部長として、「ecoto(エコト)」ブランドをプロデュースしています。地元でも話題の肌にやさしい除菌水「ホットスプリングパワー」の販売にも尽力し、通販サイト(BASE)の運営管理も担当。

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