第1話|気づき
1コマ目
彩羽(いろは)「春ですねー!」
彩羽 「重たかった冬物のコート、やっとしまえます!」
(ルンルンの彩羽。周囲に音符が飛び散っている)
2コマ目
(楽しげな彩羽を尻目に、真剣な顔で部屋の壁を見つめ、手で触る翔)
翔(かける)「人間は楽だよな、春になったら衣替えすればいいから」
翔 「でもさ」
3コマ目
翔 「冬の間、ずっと冷たい風を浴びてた『家』はどうなんだろうな?」
彩羽「え…?」
(真剣な口調で天井を見上げる翔、振り向く彩羽)
4コマ目
彩羽「家…ですか」
翔 「ああ。パッと見は平気そうに見えるけどさ」
(腕を組み、彩羽の方へ振り返る翔)
5コマ目
翔 「オレたちに見えないところで、ダメージを貯め込んでるかも知れないぜ…?」
(恐ろしげな表情で声を低める翔。おどろおどろしい背景に、ボロボロに傷んだ家のイメージ)
6コマ目
彩羽「そ、そうね…」
彩羽「『お疲れさま』のサイン、見逃しているかも…?」
(心配そうな顔で、考え込む彩羽)